やわらかい

日々、いろいろ、ほそぼそ

嫌いなものの話

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インフルエンザで喉をすっかり痛めてしまい、早数日。喉の痛みと変な体のだるさが抜けきらない。そもそも、今私は学生でもないし、働いているわけでもないから、完治!の瞬間という切り替えが少し難しいのかもなと思ったり。

 

さて、今日はどんな日記を書こうかな、と思った時に好きなものの話は発信するけれど、嫌いなものの話ってそうそうしないよなと思って、嫌いなものの話にしようかと思う。

そもそも、嫌いなものってあえて言う必要もなく、ネットで発信するとネガティブイメージがついてしまうことも多い。でも、嫌いなものってあるよね〜と思うのだが、いざ嫌いなものを挙げてごらんなさい…と言われると難しい。

意識的に嫌いと思うと、私はそれに対して極端な無関心にいたる。特に、対・人となると、オリンピックくらいの周期でこりゃダメだ!の人に出会うことがある。そうなると、無関心、興味を持たず。この世界には最初からいなかったのだということにする。

自分でも言うのもなんだけれど、そうそう人を嫌いにはなったりしない。だからこそ、反動で0か100かの判断になってしまうのだろう。

 

嫌いなもの。

色々あるけど、パッと思いつくのは雷、とか、人の怒鳴り声、とか、とにかく大きい物音を立てる人が苦手だ。物に対して冷たい人とでも言えばいいのだろうか。ものを、ものとしてしか見ていないから、力加減が変な人。お、おお!?そんな風にコップを置きますかァ!?とか、びっくりしてしまうので、やめてほしい…と心の中で嘆くことがある。

うーん、でもやっぱりあんまり思いつかない。嫌いなものの話をして、ウキウキする人間でもないし。困ったことに対してどうしたらいいと思う?と聞くことはあっても、嫌いなこと、ものに対しては「もう嫌いだし!」という諦念がスタートだ。

ただ、あんまりにも大らかな人を見たり、優しすぎる人とか、そういう人を見ていると、その人の口から嫌いなものの話を聞けると、あ、ちゃんと人間なんだ…と安心できたりもする。だからできれば、人と話をするとき、嫌いなことと好きなことを半分ずつ聞けると嬉しいのだけれど。嫌いなこと話してくださいって、言われたら気持ち悪いよなあ〜と思う。

 

嫌いなものって、ある意味自分自身の弱みなんじゃないだろうか。そこを逆手に取られたら、簡単にイラッとしてしまうし、怒る火種になるし、傷つけられることもあるし。私にこうするとダメージ与えられますよ〜と言っているようなもので。じゃあやっぱり、嫌いなものの話ってしない方がいいよな!?とか。まあ、私は言ってしまったわけだけど…。

嫌い、怖い、苦手。嫌悪感の色々。

その中には人間の本性のぐるぐるした、どうしようもない起因と結果がある。誰かには理解されなくても、はっきりと明確な線引きで、「嫌い」のカテゴリーに収められるもの。

触れたくない。

言いたくない。

知られたくない、こんな自分を。と、同義なんだろうか。

 

嫌いなこと、もの。

最近そういうことをなぜか考えている。とりあえず、私は、雷、人の怒鳴り声、で。

あ、あと、蛙とかハムスターがあんまり好きじゃない。生き物として大事なところが飛び出ている(主に目)が心配だし、ハムスターがすごく平らになったりすると、この中に内臓が全部!??!と思って怖くなる。握りつぶせちゃうじゃん…。力を持ったモンスターの思考なのだが、それと同じく蛙も皮膚が薄い、足が思った以上に伸びる、とか、喉の膨らみが破裂しそう、などという理由から苦手である。嫌いとまではいかないが、見るとなぜかゾッとする。

 

嫌いなもの。

他の人はどんなものが嫌いなんだろうなあ、と思いつつ鼻にティッシュを詰めて、布団に寝転んでいる。