ふかふかの話
先日、東京から帰ってきたら犬を触った瞬間、家を出た時と触り心地が違うことに気がついた。
家を出る前は、最近首が苦しそうという理由で首輪を外して室内野良犬になっているうちの愛犬。先月私が洗ったところだが、どこか毛が湿り気を帯びており、犬の匂いが少ししていた。
この何とも言えない香り、嫌いではない。
けれど、帰ってきたら間違いなく手触りが違っていた。ふかふかになっていたのである。
まだインフルエンザにもなっていなかった私はおおはしゃぎで、洗った!??!と聞いたら正解だった。ふかふかのもふもふ。
首あたりの皮がたるんでいるうちの犬は、そこの触り心地がいっとう良いのである。
ふかふかだねえ〜ハグさせて〜と抱きしめる。前の愛犬と違って、今の子は撫でられるのが好きなので基本無抵抗だ。
実家に帰ると決まった時、犬がいなかったら多分私は家に帰ることを決断していなかったと思う。原稿中、疲れてリビングに降りると犬が「おっ、俺を触るか?」みたいな顔をしてくれるので(※うちの犬は女の子だが)触ります、触ります、とちょっと触って心を癒された回数は幾度と知れず。
今までずっと毛の長い犬を飼っていたので、短い毛の犬は初めてだが、これはこれで良い。短くてふかふかした白い胸の毛に指を差し込むと、気持ち良さでふにゃ…となる。犬もふにゃ…と気持ちよさそうな顔で、まさしくウィンウィンの関係。
帰ってきて早々、インフルエンザになってしまったのでしばらく遊べていないし、またしばらく私が忙しいのだけれど落ち着いたら、遊ぼうな、と約束をして今日も私は布団に寝転がっている。
関節痛が…すごい…!
早く元気になりたいもんです。