やわらかい

日々、いろいろ、ほそぼそ

ハンターハンターに取り憑かれた話

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写真はこの前行った喫茶店がすごいおしゃれだったのに、レジの上に両面宿儺のフィギュアと、棚にクソデカい漏瑚のクッション、私も持っている夏油のフィギュアがあった、その両面宿儺の空箱である。せめて空箱はバックヤードに片付けな……。

 

今回の日記だけれど、もう書いているとおりだ。ついに明日…?明日ハンターハンターの最新刊が出るわけだが、ついこの間からアプリで5巻まで無料で読めますよ〜の案内があり、私は元々ハンターハンターの読者だったので、久々に読みますか。となった。

 

元々このマンガを買い始めたのは、私の母である。夕方5時半。アニメが始まり、すぐに母はマンガを買い始めた。このアニメは初期のアニメで、リメイク版前のものである。

案の定母、兄、私はハンターハンターにハマるわけである。しかし、ご存知の通り休載や、えげつない描写がそれなりに増え始め、私はキメラアント編の序盤(ポックルとかカイトがなんやかんやするあたり)で心が折れた。家族はハンターハンターを古本屋に売った。これは、今思えばかなりの失敗であると今になって思う。

 

そして、5巻まで無料を読み終わると、天空闘技場編、それかヨークシン編、G.I編が刷り込まれている私は5巻まで読んでそこで終われるはずがなかった。

キリがいいところ…いいところまでね…ほら…こんぐらいでしょ…と気付いたら全巻の電子購入が終了していた。一片の悔いなし。お金を残しておきたいという私の心、ハンターハンターの面白さの前に砕け散る。

休載が多かったこともそうなのだが、一気に知らない部分、点だった部分が繋がるとあまりの面白さにひっくり返りそうになった。一つの話と話の間の繋ぎの部分が唐突なようでいて、全て線になっているのだ。こりゃ……途中で読み終われないわけで……。

 

最近色んなマンガを読み始めたという先輩のパートナーは、一番面白いマンガをハンターハンターだと言っていたらしい。最新刊3冊分が本棚に入っており、不思議に思ったら私と同じパターンで実家にあるマンガを全て売り払われたのだという。人の意見を聞いてから売れ!!!!!!!!!

 

そういうわけで、すっかりハンターハンターに取り憑かれてしまった私はここ数日ずっとハンターハンターに頭が毒されている。

人との会話での状況の喩えに「ハンター試験みたいな…」と口を滑らしたり、自分が念を使えたら何系なんだろうと考えたり、MBTI診断ではゴンなのだが、念能力の調べられる(これも診断系)をやったら、自分は絶対強化系か放出系の自信があって、憧れてるのは具現化系なんだけど、絶対そうだ〜と思っていたら案の定強化系のゴンだった。私、やっぱりゴンなんだ……。

 

最近、色んなマンガを読んだりしていて名作と呼ばれるけれど、自分は読んだことがないなというものを読むことに楽しさを見出している。

不朽の名作とはよく言ったもので、良いものは不思議とずっと良いものなのだ。そこに自分のツボがハマるかどうかはともかく、脱帽!という気持ちがすごいある。おもしろいものは積極的に取り込んでいきたい。

あと、やっぱりマンガでもなんでも、そこの後ろにいる作者を感じる。この人はこういうことをこういう風に考えているんだな〜みたいな。こういうものが滲むものって、塩梅があるていど大切なんだと思うんだけど、書いてる人、作っている人は人間なんだなと感じられることって、大切なことだなと思う。

借り物でもなくて、キャラクターが話してるように見えて、きちんとそのキャラを扱ったうえで、話しておきたいこと、起きること。

マンガって面白いな〜。

 

早くハンターハンターの新刊が読みたいです。あと何時間で読めるなー!